【秋の収穫 小学生が稲刈り体験!】田舎暮らしで学ぶこと。
こんにちは。おいらせ町地域おこし協力隊 さわぐちです。
短かった夏も終わり、すっかり秋です。
おいらせ町にはお米農家さんも多く、町内あちらこちらで黄金色に染まった稲穂が見られるようになりました。
Uターンしてから、四季を感じられることの喜びを感じます。
今回のおいぐらでは、おいらせ町立 木内々小学校の5年生が、稲刈り体験をするということで見学させてもらいました。
収穫体験する田んぼは、小学校のすぐ隣。
この綺麗な風景を毎日見ているだけで、心穏やかな子に育ってくれるんじゃないか。という気さえする壮大なスケールです。
体験会は、地元農家の袴田 喜代美さんご家族のご協力のもと開かれました。
まずは、コンバインという機械での稲刈りを見せてもらいます。
刈り取り作業から脱穀までしてしまうコンバイン。あっという間に収穫されていく様子に子どもたちからも「すごーい!」という歓声が。
今では、ほぼ機械化されている稲刈り作業。
昔は全て手作業だったと考えると、気の遠くなるような作業ですね・・・。
袴田さんの指導を受け、いざ稲刈り!
最初は恐る恐るカマを使い、「難しいな…」と言っていた子供たちは、あっという間に小さな農家さんに変身!
ザクッザクッと稲を刈る音があちらこちらでしてきます。
刈った稲をまとめて紐でしばり、太い稲束に!
採ったどぉーーーー!と雄たけびが今にも聞こえてきそうなくらい、天高くあげ、収穫した喜びを大爆発する子どもたちは、とても微笑ましかったです♪
ギュッと実が詰まった稲を見て感謝の気持ちが沸きあがってきます。
それから、稲架(はさ)掛けで、お米を約2週間、天日と風でじっくりと乾燥させます。
おいしさも増し、長期保存も出来るようになるそうです。
鳥に食べられちゃったら残念だから。
という袴田さんの優しさで、子どもたちが刈ったお米は、袴田さんのハウス内で乾燥させることに。
ここから、脱穀、もみすり、精米を経て、皆さんがよく目にするお米に。
お米って本当に手間暇かけて作られているんだな。と実感します。
こんな素晴らしい体験が出来る田舎暮らしは、最高です!
子どもたちは、どうやってお米が作られているのかを”体験して学ぶ”ことが出来たと思います。
一粒一粒大切に食べてくれることでしょう。
都会でも、稲刈り体験できる機会はあるかもしれません。
でも、毎日の通学時に、この田んぼを見ている子どもたちは、”数時間、稲刈りを体験した”というレベルではないんです。
一面泥んこだった田んぼに、小さな苗が植えられ、緑色の葉が成長し、秋には実が詰まった黄金色の稲穂へと成長する。という過程を見ているのです。
そこでは、地域の農家さんが一生懸命作業している姿も見るでしょう。
それだけで、「ココで育って、学ぶことがたくさんあったな。」「この環境って当たり前じゃなかったんだな。」と大人になって感じてくれると思います。
都会では出来ない体験が、田舎暮らしだとたくさん出来ます。
私はUターンして3年。子育てするなら、自然あるところがいいなと日々実感しています。
子育て移住をお考えの方は、ぜひ青森県おいらせ町もご検討ください。
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