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【奥が深い!】色んな南部せんべいを食べ比べしてみた~ごま編~

こんにちは!
地域おこし協力隊 三上です。

 

今回は初企画!「南部せんべい」の食べ比べです☺

 

 

きっかけは、地域おこし協力隊3人での何気ない会話。
〇〇の南部せんべい美味しいよね!△△もおすすめだよ!
と、南部せんべいの話で予想以上に盛り上がりました。

 

中でも、附田隊員は最近南部せんべいにハマっているらしく、
それなら色んなお店の南部せんべいを集めて食べ比べしてみよう!!!

ということで、色々なお店の南部せんべいを集め、附田隊員に食べてレポートしてもらいました!

少々マニアックな内容になってしまうかもしれませんが、お付き合いください(笑)

 

 

また、あくまでも個人的な感想になりますのでご了承くださいm(__)m

 

今回は南部せんべいのド定番、「ごま」に絞って食べ比べてみます!

 

 

 

 

はじめに 南部せんべいとは・・・?

 

八戸地方・岩手県北地方で広く食べられている南部せんべい。小麦粉と塩と水を混ぜて練った生地を、丸い鋳型で焼いた、素朴ながらも味わい深い食べ物です。
ご当地グルメとして有名になった「八戸せんべい汁」には、煮込んでも煮崩れしにくい専用の「おつゆせんべい」が使われるほか、現在では様々な味の南部せんべいが販売されています。
(VISIT HACHINOHE より引用)

 

ヤマセが吹きお米が育ちにくい地域で、お米の代わりに麦を育て、その麦でせんべいを作ったのが南部せんべいの始まり。
こな文化のひとつですね。
男性が外へ働きに出ている間、女性が家の中でせんべいを作ることで、家族の命を守り続けてきた大切な食文化だったのだそうです。

歴史を知ると、食べるときの重みがまた変わってきますね・・・!

 

では早速!食べ比べていきますよ~♩

 

 

 

 

食べ比べるせんべいたち

 

今回食べ比べするのはこちら!

※上舘→上舘せんべい店(鍛冶町)、いずもり→マルコーいずもり
川越→川越せんべい店、たちばな→たちばなせんべい店、福義→福義せんべい店

 

南部せんべいには1枚1枚手作業で作る「手ごね手焼き」タイプと、「機械」で作るタイプがあるそうです。
今回は味を比較したかったので、両方からランダムに何店舗か取り上げさせていただきました。

「手ごね手焼き」⇒川越せんべい店、上舘せんべい店、マルコーいずもり、たちばなせんべい店
「機械」⇒小松製菓、福義せんべい店

となっています。

 

 

 

見た目にはさほど大きな違いはないですが・・・

 

 

食べてみると、

全然違う!ごまの風味も違う!!

とびっくり😲

 

 

食べ比べてみた感想💡

〈川越せんべい店〉

 

●香り どのせんべいよりも一番ごまの香りが強く香ばしい
●食感 食べたときのしゃくしゃく?しょりしょり?感と、ごまの感じが丁度良い
●塩加減 程よい塩加減
●その他 ごまがびっしり綺麗

(附田隊員は、他のせんべいとの香りの違いに何より驚いていました!)

 

 

〈上舘せんべい店(鍛冶町)〉

 

●香り 一番香ばしい
●食感 ザクザク感とせんべいの焼き加減がどこよりも香ばしい感じ
(決して焦げているとか硬いとかではない)
●塩加減 塩加減が丁度良く附田好み
●その他 両面にごまがびっしり!

 

 

〈マルコーいずもり〉

 

●香り 南部せんべいという感じの小麦のいい匂い
●食感 割るときに一番パキンっと割れる感じがあったが、食べてみると硬いという
イメージではなく、パリパリ食べやすい
●塩加減 食感に気を取られてしまいあまり覚えておらず・・・
●その他 ごまがびっしり!!!

 

 

 

〈たちばなせんべい店〉

 

●香り 小麦とごまのいい香り
●食感 サクサク食べられて、とても食べやすい!
●塩加減 程よい塩加減
●その他 ごまは中心よりも表面にびっしりある感じ

 

 

 

〈小松製菓〉

 

●香り 耳が程よく焦げているので、香ばしい
●食感 耳が分厚くカリカリ(ごまに限らず小松せんべいはどれもそうだった)
●塩加減 塩気は少し薄い感じ
●その他 断面を見てみるとエアリーで、イメージは簡単に言うとウエハースのような感じ

 

 

 

〈福義せんべい店〉

 

●香り 小麦感のある香り
●食感 パリパリ系
●塩加減 塩感をしっかり感じる
●その他 すべてが平均的でオーソドックスな感じ
↑もっといい表現をしたいのですが言葉が見当たらず・・・すみません💦

 

 

 


 

以上、初めての食べ比べ企画、まずはごま編!いかがでしたでしょうか。

勝手に何店か取り上げさせていただきましたが、あくまでも個人の感想になります。
皆さんもお気に入りの“1枚”を見つけてみては!?(*^^*)

 

おいらせ町にある、日本最古の南部せんべい店「川越せんべい店」の五代目店主さんによると、
手ごね手焼きと機械とでは、手ごね手焼きのほうが焼くときの温度が50度ほど高く、小麦粉の粉っぽさが残りにくくなるのだそう!

作る工程だけではなく、気温や水、材料の保持の仕方によっても味が変わるそうで、とても奥が深いですよね・・・!

 

 

食べるまでは、同じごまのせんべいで違いがあるのか、正直疑っていたところもあったのですが、
実際に食べてみると、メーカーによって特徴があり、面白かったです★

 

 

 

次回は「まめ」編になります!

お楽しみに\(^o^)/

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